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三つの耐震基準。旧耐震、新耐震、もう一つは?

執筆者の写真: SPEED ESTATE株式会社SPEED ESTATE株式会社


こんにちは、SPEED ESTATE株式会社です。


本日は建物の耐震基準について少し書いてみたいと思います。


日本の建築物における耐震基準は、


①旧耐震

②新耐震


の二つに大別されるという認識が一般的ですが、実は三つに分けられるということをご存知でしょうか?


上記二つでも間違いではないのですが、②新耐震+αという位置づけで、③2000年基準というものが存在します。これが現行の基準となっています。


2000年基準は、阪神淡路大震災後に行われた建築基準法の改正で、①→②ほどの大幅な改正ではないものの、従来の新耐震基準から更に耐震性が向上しました。



2000年基準では、主に建物の主要構造部を構成する材料の許容応力度(耐えられる力)、耐力壁の配置バランス、使用する接合金物、床の剛性(変形に耐える)、地盤力に応じた基礎構造など、より細かな構造計算や多数の規定が設けられました。


その後東日本大震災が起こり、図らずもこの改正判断が正しく、かつ耐震性が実証される結果となりました。もし改正されていなかったらもっと被害は大きかったと言われています。


今後、南海トラフをはじめ起こることが確実視されている大地震を前に、不動産の購入を検討されている方は、ひとつの視点として覚えていただけると良いかと思います。


当然ながら不動産価格は、


・①旧耐震基準 < ②新耐震基準 < ③2000年基準


という傾向にありますが、弊社では価格メリットと災害リスク(地震だけでなく水害等も)をしっかりとご説明し、お客様に最適な不動産をご紹介いたします。お探しの方は、ぜひお問い合わせください。


お問い合わせはこちらまでお気軽に↓

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